葬儀を失敗しない為に葬儀前に行う大事なこと
大切なご家族の葬儀を失敗したくないと思う方は多いと思います。
後悔はどんなことでも終わってからです。
葬儀にかかわることは、やり直しができません。
葬儀のお手伝いをしていて、前回は「○○葬儀社」に頼んだんですが、思ったより金額が高かったなどと相談を受けることが多い様な気がします。
前回の葬儀で後悔、失敗したという方は事前相談をされていない!方が多いと思います。
一昔前は「葬儀の事などは家族が元気なのに縁起が悪くて相談できない」と言う方が多数でした。
私もそのように思っていました。
しかし、現代ではご高齢の方が自分の葬儀の相談に来られる事が多くなりました。時代と共に色々な事が変わったなと思います。
このように葬儀の事前相談は昔と比べるとし易くなったと思います。又、必要な準備でもあります。
事前相談を行いましょう
事前相談では葬儀社の方よりこのような事が聞かれると思います。
1葬儀の形態
宗教、宗派の確認をされるかと思います。仏式、神葬祭、キリスト教、お別れ会とどの形式で行うかを確認します。
通夜・葬儀と行うか、一日葬で行うか、火葬式で行うかとご要望を伺います。
2葬儀の規模
参列されるであろう人数。家族のみで行いたいなどのご希望があると思います。この時に希望を伝える様にしましょう。式場の大きさにより金額も異なります。
3予算
ご自身の予算はしっかりと伝えてください。葬儀の際に必要となるもの、無くてもいいものを説明されます。
4安置
ご安置の希望場所を聞かれます。
- 自宅へのご安置
- 霊安室でのご安置
基本的には二通りにとなります。その中で、安置中の面会の希望の有無も聞かれることでしょう。所沢斎場は低料金でご安置可能ですが、ご安置中の面会は出来ません。安置中の面会を希望される場合は、葬儀社の霊安室や面会可能な安置施設へのご安置となります。
※安置施設により金額は異なりますので、安置料金の確認は行いましょう。
※自宅安置の際は殆どの場合ドライアイスは必須となります。
事前相談でわかること
葬儀の流れがわかります。大切なご家族に何かあったときに何をしたら良いのか、どこへ電話をすればよいのかということが明確になります。
費用が、何にいくらかかるかがわかります。
まとめ
何も知らない葬儀社へ依頼するよりも、金額・スタッフがわかる葬儀社の方が安心しませんか?
安心のために行動をしてください。
行動するのは大変だと思われる方が多いですが、事前相談の有無で変わります。
1社だけではなく、何社か相談してみましょう。
比較することが大切です。
そして、葬儀社で『他社さんも相談してますか?』と聞かれることがあります。
『しています』と答えて下さい。

私も事前相談に来られた時は必ずお聞きしています。
少しでも安くしたいとは思っておりますが、どうしてもできないこともありますが、おひとりでされている葬儀屋さんは臨機応変に対応してくれますので、大変ですが何社かの見積もりとり、比較することが大切です。